9月15日~17日にシンガポールGP、翌週9月22日~24日に日本GPを観戦してきました。その中で、日本とシンガポールってこんなにも違うんだな~と思ったことをまとめたいと思います。
現金至上主義
シンガポールグランプリでは一切キャッシュを使っていません。すべての商取引をクレジットカードを決済にて支払いました(一部アメリカン・エキスプレス・カードは使えないところがありましたが)。一方で、日本グランプリでは入ったすぐのところに、プログラムを購入するストアあったのですが、そこは現金のみの取引。またハイネケンを売っているビール売り場へおいては現金もしくはQR決済のみ対応と言うふうになっていました。もちろんクレジットカードの対応している場所もあったと思いますけれども、全体的に統一感がなくキャッシュレスに向かっている感じは一切しませんでした。
物価の差について
先ほども登場しましたが、ハイネケンの生ビールを買うことができます。F1のスポンサーの関係で、基本的にはハイネケンしか売っていないと言うことになっています。ハイネケンの生ビールについて日本とシンガポールでの金額を比べますと、日本は800円、シンガポールは16シンガポールドル。1シンガポールドルが110円位なので、日本円に換算すると大体1700円とかそれぐらいの金額になります。つまり物価の物価の差が倍違うと言うことになります。同じ時間で提供できるハイネケンの生ビール量もほぼ一緒です。おそらく仕入れ額も同じかもしれませんね。この差は何なんでしょう?グランプリだと言ってもハイネケンの生ビール1000円は売れないと言うような、そういう価値観なのかなぁと言うふうに思いました。
入退場管理
シンガポールグランプリの入場チケットにはQRコードが付いていて、それを入場口で見せて読み取りをして、どのチケットが使われて入場しているかと言うことを判定しています。また、帰りにはその入場チケットのQRコードを読み取って、その人が退場したことを管理しています。そして、そのQRコードは、シンガポールグランプリ専用のアプリに登録することができ、それを入場ゲートで提示するわけです。もちろん、そのQRコードをスクリーンショットを撮って画像に保存しておいて、それを見せると言う事でも良いと言うことです。
一方日本グランプリでは紙のチケットを使ってました。1日目は青いチェック、2日目は赤いチェック、3日目は黒いチェックと言うことで、マジックで紙のチケットに入場した証を記録していくという感じの運営でした。
シンガポールの場合は、誰かがその会場内に残っているかの管理ができますし、もちろん同じチケットで別の人が同時に入場するような事はできないわけです。会場内に入る人数が管理できると言うことになります。
いかがでしたでしょうか。これが日本とアジアの先進国、シンガポールの違いです。来年はシンガポールグランプリ期間中はパスポートフリーになると言うようなニュースがを目にしました。
今後、どれだけ日本とアジアの国々との差がついていくのか、期待と言うとちょっと変ですが、その指を見守っていきたいと思います。









