アメリカのスポーツサイト「SBNATION」が現地時間の6月6日に報じた記事によると、ヘルムート・マルコ博士は、角田裕毅選手は2025年もVCARB F1に残留すると語ったということです。
今週はF1のカナダグランプリが開催される週末です。今週の初めには、レッドブルがセルジオ・ペレス選手と新たに2年の契約を結んだということで、発表されました。
これで、レッドブル本体のシートは2つとも埋まったということになります。残りは、VCARBの2シートですが、ヘルムート・マルコ博士がオーストリアのメディア「Kleine Zeitung」に語ったということで、取り上げられていますので紹介します。
「角田裕毅は決まった。これは明らかだ。」ということです。
まだ、正式発表はありませんが、今週末に発表があるかもしれませんね。
これが事実であるならば、レッドブルファミリーでは残りはVCARBの1席のみとなります。この1席は、ダリエル・リカルド選手とリアム・ローソン選手で争っているのは明らかです。もちろん、第三のドライバーもあるかもしれませんが。
「Kleine Zeitung」では、マルコ博士のコメントと共に、次のように考察している。
ローソン選手は今シーズン、ブルズの両チームでリザーブドライバーおよびシミュレータードライバーとして働いています。マルコ博士は、 「彼はすべてのレースに参加しており、私たちは密接に連絡を取り合っている」とコメントし、この決定において重要な役割を果たす可能性のあることを明らかにした。 そして、「ローソンとの契約条項がある。もし我々が彼にアクティブシートを提供しなければ、彼は他のチームとの契約・交渉ができる。レッドブルがこれを可能な限り阻止したいと考えるのは容易に想像できる。」
ここからは、私の感想ですが、昨年、ローソン選手は負傷したリカルド選手の代役として一定の成績を残しました。しかし、チームプレイやスポーツマンシップと言う点で疑問が残るのは確かです。昨年度のスーパーフォーミュラの最終戦の予選などを見ても、F1ドライバーとして長く活躍することをイメージしづらいように思います。
一方、リカルド選手の現状の成績は、チームメートに負けている部分が多いのも確かです。ドライビング技術以外の部分で、角田選手の良いお手本にはなると思いますので、そういう意味でのコンビ継続ということはあるかもしれません。
まさか、第三のドライバーとして、カルロス・サインツ選手はないですよねw
参考にした記事はこちら:
https://www.sbnation.com/formula-one/2024/6/6/24173049/yuki-tsunoda-f1-vcarb-canadian-grand-prix







